個人でできる!SDGs取り組み~夏の節水~

公開日:2021/6/22
更新日:2022/9/7

日本は「水資源」に恵まれた国と言われています。

それでも、夏は水道の使用量が増える傾向にあり、ときおり「水不足」のニュースを耳にします。

家庭での水道使用量を多い順に見てみると、以下のようになっています。

  1. 風呂
  2. トイレ
  3. 炊事
  4. 洗濯
  5. 洗面・その他

日常生活の少しの心がけで「節水」に気を付けることが大切です。

【目次】

  1. 節水の基本はこまめに止めること
  2. お風呂の水は有効に使う
  3. トイレの節水は?
  4. 炊事の時の節水

節水の基本はこまめに止めること

節水の基本は流しっぱなしをやめることです。

水を1分間流しっぱなしにすると、およそ12リットルの水が流れます。
歯磨きをするときに水を出しっぱなしにすると、30秒で約6リットル流れますが、コップを使えば約0.6リットルで済み、約5リットルの節水になります。レバーハンドルなど、水量を調整できる節水ハンドルもあります。

お風呂の水は有効に使う

一番多く水が使われている「風呂」は、残り湯を洗濯や掃除、ベランダなどへの打ち水として活用しましょう。

また、災害時に風呂の残り湯が役立つことから、浴槽に残り湯を次回入浴するまで貯めておく人が多いようです。
捨てるまでの間に、上手に活用してください。

夏は入浴ではなくシャワーの方もいると思います。
シャワー使用時は、シャワーで体を温めながら浴びると、水道のムダですので、こまめに止めましょう。
節水シャワーヘッドも出ていますが、シャワーヘッドの手元に止水機能が付いたものを選ぶと、こまめに水を止めることができます。

トイレの節水は?

トイレで一度に流す水の量は、1回あたり約6〜8Lとされています。

1日にトイレに4回(大1回、小3回)行く場合、トイレだけで26リットルも水を使っている事になります。こんなに使っているとは驚きです。

水の使用量が多い「トイレ」は、大と小を使い分けることを習慣にしましょう。そして1987~2001年のトイレと最新モデルのトイレとではおよそ11リットルの使用水量の差があります。

便器が20年以上前のものであり、在宅時間が長く使う家族が多い場合は、トイレ本体の交換も検討してみてはいかがでしょうか。

トイレ本体の交換が無理でも、たくさんのトイレ節水グッズが市販されています。

炊事の時の節水

3番目に水の使用量が多い「炊事」では、食洗機の利用がおすすめです。5人分相当の食器を手洗いすると約75リットル、食洗機を使うと約11リットルと、大きく節水することができます。

 トイレと同様、たくさんの節水グッズが市販されていますので、検討してはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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