SDGsについて学ぶ~SDGs検定~

SDGs検定とは、一般社団法人SDGs推進士業協会が主宰しているSDGsの更なる普及推進を目的とした民間資格試験です。

2019年10月の第1回目が実施され、2021年7月16日より第6回目の応募が始まりました。
第3回の試験では14歳から72歳まで幅広い年齢層の方が受験しています。

【目次】

  1. 試験内容
  2. 出題範囲と傾向
  3. 勉強方法
  4. 試験会場

試験内容

試験内容は以下の通りです。

時間:90分間
問題:選択式
合格:満点の70%

試験は選択式ですが、第1回目は合格者率24%と比較的難易度の高い試験となっています。
第3回目には合格者率は43%まで上がりましたが、合格基準も70%ですのでしっかり対策していくことが必要となります。

出題範囲と傾向

出題範囲と傾向は以下の通りです。

(公式HPより)
【出題範囲】
SDGsについての知識と、それを理解した上で応用力を問います。

【出題傾向】
SDGsとは / SDGs採択までの歴史や現在の動向 / SDGsの内容(17のゴールや169のターゲットなどに関する事項) /世界の課題を知る / 環境問題のみならず、世界の貧困・飢餓・福祉などの課題をSDGsの17のゴールと関連させて出題 /誰がSDGsに取り組むのか /SDGsのゴールを誰がどのように取り組んでいくのかについて、SDGsの基本的理解をしたうえで、応用力を試す出題

勉強方法

試験用の参考書があるのが一般的ですが、SDGs検定には試験用の参考書はなく、推奨された参考図書を読み込む必要があります。
第6回の参考図書は以下となります。

(公式HPより)

SDGsビジネス戦略 企業と社会が共発展を遂げるための指南書
(ピーターD.ピーダーセン、竹林征雄 著 日刊工業新聞社 出版)

SDGs(持続可能な開発目標)
(蟹江宣史 中公新書 出版)

未来を変える目標SDGsアイディアブック
(一般社団法人Think the Earth)

参考図書は毎回変わりますが、『SDGsビジネス戦略-企業と社会が共発展を遂げるための指南書』は変わらず残っているため、まずはこの本を読み込みましょう。

また、例題問題を解くことでイメージがつきやすくなるため、ぜひ解いてみてください。

試験会場

コロナの影響もあり現在は会場を設けておらず、Webでのオンライン試験となっています。

スマートフォンやタブレットには最適化していないので、PCで受験することをおすすめします。

今回はSDGs検定についてご紹介しました。
決まった勉強法がなく他の試験に比べ難しく感じるかと思いますが、SDGsを知るきっかけとしてまずは受けてみるというのもいいかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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