職場でできる!SDGs取り組み~有給休暇の取得を促進~


年次有給休暇の取得は労働者に与えられた法律上の権利であり、心身ともに休めることを目的としています。
そして、本来付与された年次有給休暇はすべて取得されるべきですが、厚労省の調査によると、令和元年の取得率は56.3%。
数字としては過去最高となったものの、高いとは言えません。

2019年4月には働き方改革関連法で年5日の年次有給休暇の確実な取得が義務化され、SDGsの取り組みとしても多くの企業が年次有給休暇取得を推進し、ワークライフバランスを実現することを掲げています。

なぜ、こういった状況の中で取得率が低くなっているのでしょうか。

【目次】

  1. 年次有給休暇取得への「ためらい」
  2. 年次有給休暇取得向上のために
    ・仕事はチームで行い、情報共有を徹底する
    ・「計画的付与制度」の活用
    ・柔軟に休暇を取得「時間単位の年次有給休暇」

年次有給休暇取得への「ためらい」

「年次有給休暇取得へのためらい」に関するアンケートによると、年次有給休暇の取得にためらいを感じている人は全体の52.7%であり、全体の半数以上の人が取得にためらいを感じでいます。

ためらいを感じる理由としては「みんなに迷惑がかかると感じるから(66.8%)」がもっとも多かったほか、「後で多忙になるから(48.8%)」、「職場の雰囲気で取得しづらいから(24.6%)」「上司がいい顔をしないから(12.9%)」「昇格や査定に悪い影響があるから(8.9%)」となっています。

反対に、ためらいを感じない理由としては「職場の雰囲気が取得しやすいから(52.8%)」「当然の権利だから(48.9%)」「効率的に仕事ができる環境だから(23.6%)」「休んでも後で仕事に影響が生じないから(20.3%)」「上司や会社から休むようにいわれるから(18.1%)」となっていることから、取得しやすい職場の雰囲気づくりをすることがためらいを消していくために必要であると言えるでしょう。

年次有給休暇取得向上のために

  • 仕事はチームで行い、情報共有を徹底する

仕事はチームで行い情報共有を徹底するようにしましょう。
「その人でないとわからない」という作業をなくすことで休みやすくなります。
株式会社Take Actionでは、THANKS GIFTの掲示板機能やチャット機能を使用し、常に情報共有やコミュニケーションをとれる環境を整えることで計画的な休暇はもちろん、体調不良による急な休みの場合でもチームで支え合うことができています。

「計画的付与制度」を導入することでも取得率の向上が期待できます。
計画的に割り振られるため、従業員がためらいを感じることなく年次有給休暇を取得することができます。

年次有給休暇は原則1日単位ですが、労使協定の締結などにより時間単位での取得が可能となります。
通院や役所へ用事がある場合でも使えますし、1日単位で休むことにためらいを感じてしまう人でも、時間単位であれば取得しやすくなります。
新しい働き方が加速する中で、休み方も柔軟になることでより働きやすい環境となるでしょう。

いかがでしたか?
年次有給休暇の取得は働く人全員がもっている権利です。
「お互いさま」と助け合い、ためらいなく年次有給休暇が取得できる職場づくりをしていきませんか?

参考:厚労省「令和2年度「仕事と生活の調和」の実現及び特別な休暇制度の普及促進に関する意識調査報告書

ここまでお読みいただきありがとうございます。

「SDGs Action」では、日本の、そして世界の未来のために活動している人を社会全体で支援することを目指しています。
普段の仕事の中に社会的な意義を加え、働く日々に熱を与えませんか?