個人でできる!SDGs取り組み~「長く使う」を当たり前に~

2020年7月にプラスチック製のレジ袋が有料化されてから2年ほど経ち、スーパーやコンビニではマイバッグを持っている人を見かけることが多くなりました。

こうした使い捨てから繰り返し使う、長く使う習慣へシフトすることは、ごみを減らすことにつながり海洋ごみの削減や地球温暖化対策に寄与できます。

ただ、長く使おうと思っていても壊してしまったり使えなくなってしまうことはあります。
そんなときは、捨ててしまう前に何か手を加えることで再び使うことができないか検討してみましょう。

食器は金継ぎで修復

金継ぎは、割れたり欠けたりしてしまった食器などを漆を使って修復する日本の伝統的な技法のことです。
漆を接着剤として使い、割れたり欠けたりしたところを漆を塗ってくっつけ、乾いたら再度継ぎ目に漆を塗り、表面に金粉をまけば完成です。

割ってしまった食器も修復することで使い続けることができるのは嬉しいですね。
ワークショップが開催されたり、初心者向けのキットも販売されていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

思い出はリメイクして新しい形へ

子どもの成長とともに不要となるものもあります。
小学校6年間使い続けたランドセルもその一つです。

そのまま使い続けることは難しいですが、思い出が詰まったランドセルをごみとして捨ててしまうのも悲しい。
そこで注目されているのが、ランドセルの生地をそのまま利用してペンケースやパスケースなどの新しい小物に生まれ変わらせるランドセルリメイクです。
リメイクした小物は、子ども用やランドセルを贈ってくれた祖父母などへ贈るという方も。

リメイクすることで思い出を形として残すことも、長く使うこともできます。
廃棄する前に検討されてみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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